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モテる技術

ようやく読みました。
モテる技術
モテる技術(デイビッド コープランド ロン ルイス David Copeland Ron Louis 大沢 章子)
いやぁ、面白かったです。ところどころ入ってる太字(重要ポイント)が、フォントいじり系のテキストっぽくて笑えた。ていうか帯の「また、あいつ、モテてるぜ」っていうのがおもろい。
これ読んですべて実践したら、実際モテる男(というかセックスには困らない男)にはなれるんじゃないかなあ……でもかなり浮世離れした男になると思った。田村正和クラスの。でも恋愛って、浮世離れしたもんだから、いいんじゃないかしら。いかに非現実感を漂わせるかってことが大事かもしれないとか思ったり。
アメリカの本だから、日本人にはムリーという所も多くて、あと「ここまで努力しないとモテないなら、オレ、モテなくていい……」と尻込みするかもしれないですねスゴスギて。こと細かで。でもこの本のマニュアル通りにしなくても、モテるために押さえるべきポイントだけ押さえるようにすればいいんじゃないかなあ。

女性は、初対面の男性には多かれ少なかれちょっとした恐怖感を抱いてしまう、ということを理解する。
「この女を逃したら……!」みたいなギラギラした勢いでアタックすると、たいてい引かれてしまう。余裕を持ってリラックスして対応すれば、彼女も安心する。
最終的な決定権(セックスするかしないか、とか)は彼女にあるが、それ以外の面では男性側がリードしてあげる。戦略を持って対応する。
男性はセックスがしたいが、女性はロマンチックな雰囲気の方が好き。セックスでも女性は前戯&後戯を重視するので手を抜かない。

こんなところかにゃあ。
あ、あと、この本には「別れ方」も書いてあるのがイイと思いました。モテ本てたいてい「モテよう!とにかくモテれば良し!」だけで終わりじゃないですか。それじゃアンインストールの手順を知らずにソフトをインストールするようなもんですよ。「別れ方まで考えてつき合うのは不実だ……」と思うかもしれないけど、もしもの時のためにお互い最小限のダメージで、相手をいたわりつつ振る方法も知っておくべきだと思いました(もちろん別れはお互いに辛くてどうしても相手を傷つけてしまうものだけど、必要以上におおごとにしてお互いがボロボロになる修羅場はさけるべき、ということです。スマートにサラリと別れる秘訣なんてものは無いっす、念のため)。

面白いし、読んでソンは無い本だと思いました。
| 2004.05.05 Wednesday 20:49 | Book | comments (0) | trackback (0) |

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