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仕事してまふ…

うがー。がばりまーっす!

続きは、どうでもいいハナシ。
挫折をした人がいた。
その人はある人に裏切られたと思いこんで、激しい憎しみと自己嫌悪をたぎらせてわたしに相談をもちかけてきた。
その人は、ある人のことを、心の底でバカにしていた。ある人より明らかに自分の方が「上」だ、と思っていた。優越感からある人に優しくしていたのだ。そんな相手から、裏切りだと思う行為を受けた。それは裏切りでもなんでもなく、その人がある人をバカにしていたせいで、その人が勝手に裏切りだと受け取った行為だった。
わたしは、その人のことも、ある人のことも、両方好きだったので、誤解を解くために相談に乗った。その人は、わたしに表面上は説得された。

なるほど、そういう理由であんなことを。
そうですよ、どちらも悪くはないんですよ。

その人はでも、心の底からその客観的事実を納得してはいなかった。

何度かメールをやりとりした。
何度か電話がかかってきた。
わたしだけではなく、周りの友達みんなに。
内容は、ヘヴィーなものだった。
わたしは、だんだんうんざりした。
幾人かの友達も、うんざりした。
わたしたちは、その人から離れることにした。
もう頼られることに疲れたのだった。
その人は、激怒した。
また裏切られた。
また傷つけられた。
わたしたちだって、限界だったのだ。へとへとだった。

その人は立ち直るために、わたしたちを必要とした。
わたしたちはそれに応えた。
(でも、疲れ果てて、わたしや幾人かは去った)
その人は立ち直るために、とある古くからある宗教を必要とした。
そこは優しく手をさしのべた。
(そこはずうっと、手をさしのべ続けている)
その人は、もう立ち直ったのだろうか。
離れてだいぶんたつけれど。

その人のWeb上の日記を見てみた。
相変わらず、ある人への憎悪にまみれた書き込みがあった。
表面上は、すまして。
もうなんとも思っていませんよ、というかんじで。
これは一般論ですよ、と言いながら。
でもあきらかにある人を攻撃していた。
その人は、まったく何にも変わっちゃいなかった。

立ち直るのに、手を貸してはいけなかったんだ。
もうまったく、最初から、余計なお世話だったんだ。
あれはわたしの、偽善的な行為だったんだ。
わたしの単なる自己満足で、その人の立ち直る機会を奪ってしまったんだ。

挫折は自分で立ち直らなければ、何の意味もない。
まわりを補強剤で固めても、なかは折れたままだ。
その人は、ある人への攻撃を続ける限り苦しむのだろうな、と思った。
そしてわたしも、その人のことを思うたびに、重苦しく思う。

それだけのおはなし。
| 2004.06.13 Sunday 11:42 | Life | comments (0) | trackback (0) |

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