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モテの条件

朝のニュースを見ていて思ったのですが、日本人の野球選手で一番のモテといえば新庄剛志選手ではないでしょうか。NOMOやイチローもスゴイですが、モテ度でいえば新庄圧勝です。これにはどなたも異論はございますまい。
それでモテの条件を考えると、前に例をあげたネット界のモテ・ひろゆき氏にも共通しますが、その恐ろしいまでのマイペースぶり。阪神でもメジャーでも成績が全く変わらなかった新庄選手……これは日本球界とメジャーリーグの実力差が縮まっているというよりも、新庄のマイペースさがスゴイのだと思います。そのマイペースの秘訣は何か?
話は飛びますが、作家の室井佑月氏がブログを始めたそうで、そのしょっぱなに書いてあったのが
とにかくあたしったらものすごい自分好き。それはもう病的なほど。
 よく憶えていないんだけどさ、先日友達と飲みに行き、酔っぱらってこういったみたいだもの。
「さあ、そろそろあたしについて、みんなで大いに語ろうではありませんか!」
 ……ブーイングの嵐だったらしい。当たり前だよな。
わはは、スゲーなぁと思ってウケたのですが、実はこれこそがモテの条件なのだと思います。そういえば松浦亜弥もテレビで「自分だいすきなんですよー!」って言ってたなぁ。

自分で自分が好きだということ。ちょっと間違うとなんだか偉そうにふんぞり返った「オレ様」状態になりそうですが、「オレ様」と「自分好き」が決定的に違うところは、他人からの評価は関係ないというところです。「オレ様」とは、わたしの定義ですが、自分がどれほど優れているのかというのを他人に誇示し、他人からの称賛を得たいという気持ちが強い人です。「オレ様偉いだろう?」と問いかけて「はい、あなた様は偉いです」と答えてくれる他人が常に必要なのですね。そうしないと「オレ様」を保てない。何故かというと、「オレ様」は本当は自分のことが好きではないからです。もしみんなが「お前はダメだ」「お前なんか嫌いだ」と言うようになったら、その人の「オレ様」っぷりはもろくも崩れてしまう……「オレ様」にはそんな危うさを感じるのです。

「自分好き」な人は違います。他人の評価なんかは関係なく、とにかく自分が好きなんですね。「好き」っていう感情に理由なんていらないんですから。何か特別な能力を持っていたり、外見が美しかったりする必要は全然ないのです。
「自分好き」な人だって自分に欠点があるということも知っているだろうし、落ち込むこともあるだろうとは思うのですが、でも自己嫌悪なんていう感情とは基本的に無縁なのだと思います。少なくとも他人からの評価で一喜一憂したり、他人と比べると自分って……と自分自身がぐらつくということはない。

はい、ここでマイペースということに繋がりました。
新庄選手は間違いなく「自分だいすき!」なんだと思います。「えっ、みんなそうでしょ!?」と言いそうですね。
マイペース、そしてマイペースを保つためには自分が大好きであるということ、というのがモテの条件だと思うのですが、皆様いかがでしょうか?
| 2004.03.08 Monday 11:07 | Mote | comments (0) | trackback (0) |

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