1999.9.7 (月) 渋谷に『バッファロー66』を観に行った。えーっとけっこう前に。 主人公のビリー(ビンセント・ギャロ)はかなりのダメ男。初めて会ったレイラ(クリスティーナ・リッチ、すげーカワイイ)を脅す文句が「俺の言うとおりにしたら親友になってやる、失敗したら二度と口をきいてやらないからな!」って、全然脅しにも何にもなってない。でも付いていくレイラは一体彼に何を感じたのだろう。ビリーの父の歌をニコニコして聞くレイラ、ボーリング場で所在なげに踊るレイラの姿がいじらしい。 ぎこちないキスシーンに涙。どんな人にも片割れのような相手は見つかる。素直に幸せな気分になれる映画だった。 |
1999.9.6 (日) ひっさびさの更新です。いやはや。 テレビで『逃亡者』を観た。冤罪を晴らす為に逃げるハリソン君を追う連邦保安官トミー・リー・ジョーンズ。どー見てもキンブル医師より連邦保安官ジェラードのほうがカッコイイ。ハリソン・フォードって表情が無いしなぁ。ラストも保安官がかっこよくてしびれた。 と思ってたら続編の『追跡者』では連邦保安官ジェラードが主役なんですね。やっぱりとゆうか何てゆうか。 書きたい映画がいっぱい溜まっているのでまたぼちぼち更新します〜。 |
1999.3.14 (日) ビデオで市川崑の『穴』を観た。1957年のモノクロ作品。 新聞記者の京マチ子が懸賞金を賭けて一ヶ月蒸発する、発見したものには50万円、逃げおおせたら懸賞金は京マチ子のもの・・・という出だしで逃亡生活が描かれるのかな、と思ったらあっさりと『そして29日が経った』とヒトコトで片づけられちゃってビックリ。 本題は蒸発にからめて、銀行の金を横領してその罪を京マチ子に着せようとする銀行員三人組(船越英二カッコイイ!山村聡も渋い)と、その悪巧みを知った京マチ子が対決する、という頭脳プレイもの。 クールな画面とストーリー、テンポの良い演出、カッコイイ日本映画があったんだなぁ。日本の映画はだいたいウェットすぎると思っていたけれど、こんなイカした作品があるんだな、と目から鱗なかんじでした。 |
1999.2.12 (木) 『メリーに首ったけ』を劇場に見に行った。 こういう映画は混んでいてざわついた映画館で、何も考えずにゲラゲラ笑って見るのが楽しい。 見たのは大阪だったんだけど、さすが吉本を生んだ街ってかんじで下ネタや差別ネタなんかでも場内は爆笑の渦でした。 |
1999.2.6 (月) 『ジャンゴ』にてCDを買った。 ジャンヌ・モローの『つむじ風』というアルバム。 ジャンヌ・モローの映画はだいぶん昔に『エヴァの匂い』と『突然炎のごとく』と『死刑台のエレベーター』を見たことがあるけど、もうあんまり覚えてないのでまた見たくて仕方がない。オトナの女、という言葉でパッと思い浮かぶ女優さんだ。 アルバムもしっとりと落ち着いたムードですごく良かった。ボサノヴァありジャズありで。『突然炎のごとく』のサントラからの『つむじ風』という歌が一番気に入った。 |
1999.2.5 (日) 買い物に出かけた時に、『Nightmare Before Christmas』のジャックとサリーの、大きさが1mぐらいのフィギュア(ていうのか布製だからぬいぐるみ?)を見つけて、ものすごく欲しくなった。細部までよく出来てて、しかもこのサイズなら一緒にダンスすることも可能。ああ、欲しい。 ジャックって、映画の終わりで結局散々なクリスマスになっちゃってしょげるんだけど、「でも、僕は精一杯ベストを尽くした!ハッハッハッハ」ってあっとゆうまに立ち直るところがすごく好きだ。 |
1999.1.11 (月) 暮れに観て、下書きだけ描いていたゴダールの『中国女』のイラストを今頃になって描きあげた。(ちょっと色なんか忘れてしまってテキトーです;) 内容を論じたりするのはちょっと難解すぎてわたしには出来ませんが・・・。やっぱり画面がカッコイイ!積み上げられた赤い毛沢東語録、壁に書かれたスローガン。ベランダでの体操。 ゴダールの映画って、こういうグラビア雑誌的な見方しかわたしは出来ないのだけど、今観てもカッコイイと思えるんだから単純にスゴイなぁって思うのでした。 |
1999.1.5 (火) 以前にも書いた『ジャンゴ』というレコード屋へ行って来た。 スクリッティ・ポリッティの『キューピッド&サイケ』を探していて、尋ねてみたんだけど「それCDにはなってないですねぇ」とのコト。「中古レコードを探すしかないのかなぁ〜」って言うと「あれ、DJがけっこう使うから、中古でもちょっとナイかも・・・あれだけ売れたアルバムだから再発CDになりそうなもんですが・・・」と言われる。う〜ん残念・・・。 で『JANE BIRKIN - SERGE GAINSBOURG』というフランスで69年のカップル・オブ・ザ・イヤーに選ばれたふたりが組んだ曲を集めたCDと『朝と叫びとささやき』というピチカート小西がプロデュースした吉岡忍のシングルを買った。 フランス・ギャルが歌った有名な曲『アニーとボンボン』にはそんなエッチな意味が隠されていたのかぁ、とサエキけんぞうのライナーを読んで納得(?)する。偉大なるエロおやじ、ゲンスブール。かっこいいなぁ。イイ曲ばっかりのお得なアルバムでした。 吉岡忍のシングルは、ちょっとだけハスキーで低い声のヴォーカルで、聴いてて心地よい。なんとなくピチカートが等身大のわたしだとすると、夏木マリは憧れのオトナの女、吉岡忍はちょっと背伸びしたら届きそうだけど届かないお姉さん、てかんじ。なんてね。 |
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